【レビュー】黒猫堂8種目「お客様のいない時間は…」
シーリングスタンプ好きは一見の価値あり。
入っていたもの
まずは箱を開けて、
セット内容を教えてくれる二つ折りの紙。
ひっくり返すと、
おまけのパーツは写真とハガキが2枚ずつ。
ちなみに中を開けてみると、
ハガキは文字の書かれている側まで印刷されている。
私はなんでも壁に貼りたくなるのでこれも壁に貼ろうと思う。文字部分の印刷がかなりこまかいのでイイ感じに映えそうだ。
イス。造形美がすばらしい。
プラスチック製なのにプラスチックっぽいツルツルピカピカがない。特に座面のざらざら質感がすてき。
華奢ゆえに安定感はあまりないけれど、今まで集めてきたミニチュア家具のなかでここまで脚の華奢なものは珍しいので目が楽しい。
前から見ると緑色が、背中から見ると茶色が目立つ、一粒で二度おいしいカラーリング。
おねこさま。
ガチャガチャのフィギュアっぽい雰囲気。
こうすると玉座に見えてくる。
羽根ペンとインク瓶。
インク瓶は内側が太く空洞になっているので、
こんな風に差し込める。ロマン。
ただこの状態だとものすごく転びやすい。インク瓶の底面にひっつき虫(粘土鋲)を貼っておいた方がいいかも。
インク瓶&羽根ペンだとスヌーピー書斎1種目に入っていたものがめちゃくちゃハイクオリティだったので、気になる方はぜひそちらも覗いてみてほしい。
さて、この羽根ペンで何を書くのかというと、
お手紙。
インク瓶の青っぽい色味とちゃんと合わせてくるのがさすがリーメントという感じだ。
封筒は折ってくっつけて、
できあがり。デフォルメしていない絵柄が神々しくて好き。
そして封筒とくれば、
シーリングスタンプである。
茶色いハンドルと、金色のシーリングトップ2つ。
なんと付け替えできる。すごい……。
シーリングトップの直径がわずか0.5cmと考えると驚異的なクオリティではないだろうか。
シーリングワックスにも何やらアンティークな紋様が。
ちゃんと箱もある。
ぴったりしまって、
閉められる。
ミニチュア好きの心を鷲づかみしたうえで的確に急所を狙って刺してくる。
スヌーピー書斎5種目のシーリングワックスもよかったのだけど、しいて比較するならスヌーピー書斎はより小さくサイズ感重視、こちらはギミックまで含めた個々のクオリティ重視(ゆえにサイズはやや大きめ)という感じ。
全部合わせるとこうなる。
シーリングスタンプとてもよかった。箱がごくシンプルなのもかっこいい。
あそんでみた
おねこさま回収係。
「黒猫堂」全8種を開封するとこんな感じ。
これにて「黒猫堂」のレビューはおしまい。
1種目でお客さんが来店し、ひとつひとつ品物を見てまわって帰っていったあとラスト8種目では店主とお猫さまがのんびりしているという、余韻の残るすてきな終わり方だった。
そんなわけで。
今回も8記事にわたってお付き合いいただいた方、ありがとうございました。
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