パティスリープチガトー全8種を開封しおえたので総評をば。
一言でまとめると、クオリティが高いのにボリュームもあってコスパも良くてひたすらびっくりしたという内容です。
記事の後半は1~8種それぞれのレビュー記事への写真つきリンク集なので、「ひとまずくわしいセット内容を見たい」という方はリンク集までスクロールスクロール。
記事の最後では、パティスリープチガトーを飾るのにおすすめのハウスを紹介しています。
Contents
まず「パティスリー プチ・ガトー」とは?
リーメントという会社が発売している「ぷちサンプルシリーズ」というシリーズのなかの商品。
ミニチュアのケーキ屋さんだ。
この大箱のなかに小箱が8つ入っている。
オトナ買いの場合は必ずコンプリートできるしくみ。
大箱の向かって左側手前から順に1種目~4種目、そして右側手前から順に5種目~8種目の小箱が入っていた。
さらに大箱のフタなどを切り取って組み合わせるとディスプレイ背景になる。
ぜんぶの小箱を開封してディスプレイ背景と合わせると、
こんな感じ。
ケーキひとつひとつのクオリティが高くて、種類も多い。
ディスプレイ背景の大きさを測ってみたらだいたい幅19.5cm、奥行き13cm、高さ13.8cmだった。
サイズ感はシルバニアファミリーとほぼ同じくらい。
10cm前後のお人形なら結構ぴったりサイズだと思う。
総評
パティスリープチガトー、まちがいなく私史上最高級である。
まずボリュームがすごい。
とろとろのショーケースから溢れるくらいケーキがいっぱい。
しかも視覚的なバリエーションも豊かで、カップに入ったスイーツ、カヌレなどカリカリ焦げ目なお菓子、袋に入ったマドレーヌや容器入りのクッキーなどなど。
そんな甘いものたちの脇をかためるのは看板や卓上カレンダー、スイーツトングや紅茶缶など本物のケーキ屋さんにありそうな小物たち。
さらにチラシやらショップカードやらの紙パーツたちも添えものとは呼び難いほど充実している。
そして何と言っても、ひとつひとつのパーツが丁寧でハイクオリティ。
精緻なパーツがひとつひとつ合わさることで本物のお店みたいにリアルなぎっしり感になる。
私が褒めすぎなのではなく、このセットのクオリティが高すぎる。
コスパも良すぎる。
あえて欠点を挙げるとすれば箱の組立について説明書きがなく、ちょっと手間だった。
そして値札を立てるのがめちゃくちゃ難しい。ピンセットを使ってもかなり難しい。
まず私はどのケーキにどの値札を立てるべきか分からない。
これは私の脳みそへのクレームである。
そもそもケーキの名前を知らないし全種開封してもほぼ覚えられなかったという、スタート地点の3㎞手前にずっと居座っているので値札はずいぶん早い段階で諦めた。
それから、これは欠点と呼んでいいのか分からないけれど、スイーツトングが精巧で動かせそうな見た目なのにじっさい動かすと捩じ切れてしまった。
動かすべからず。
話はすこし逸れるけれど、最近つくづく、ミニチュアって「お金を出せばオールオッケー」な分野じゃないなぁと感じる。
というのも最近、シルバニアとリーメント以外にも何か魅力的なミニチュア商品は無いものかとネットを漁っているのだ。
漁れば漁るほど、同じサイズ感・質感・世界観で一定以上のクオリティのパーツをたくさん集めてくるのはマジで難しそうだなと思う。
充実していない。
たとえばお弁当みたいに、近所のコンビニでもスーパーでもゲットできて、なおかつどこで買っても値段とクオリティがほぼ比例しているみたいな、そういう安定感はない。
1つ450円するミニチュアケーキに「写真と違ってがっかり」というレビューが付いていたりする。
つまり、知らずに5,000円出しても「なんかがっかり」なケーキが11個揃うだけなのだ。
かと思えば、パティスリープチガトーみたいにこれでもかとハイクオリティ&超ボリュームかつ棚までついてくるセットが5,000円程度で買えてしまったりもする。
私のような情弱にはきびしい。
失敗したくないと思うほど、なかなか気軽にいろんなミニチュアに手を出せない。
失敗なく手を出せる価格で一定以上のクオリティを集められるミニチュアって、私はまだシルバニアとリーメント以外に出会えていない。
そんな感じでシルバニアとリーメントにせっせと手を出しているわけだが。
なかでもパティスリープチガトーは最高だった。
1年以上ちまちま楽しくミニチュアを集めてきたけれど、ここへきて新鮮な衝撃を受けた。
「クオリティが高い」のに「パーツ数も豊富」でさらに「コスパもいい」なんて3要素がここまでゴリゴリにハイレベルで実現されている商品は滅多にない。
ミニチュアのお菓子が好きな人はぜひ手を出してみてほしい。
「パティスリー プチ・ガトー」全8種レビュー記事まとめ
ここからはリンク集です。
1「やっぱり大好き定番ケーキ」
まず1種目でつやつやとろとろのショーケースに衝撃を受けた。
2「話題の新作もしっかりチェック」
看板はシックな黒色。
3「魅惑のチョコレートケーキ」
紅茶缶のデザインが個人的にすごく好き。
4「記念のケーキにはプレートを添えて」
ホールケーキのクオリティがえげつない。
上のいちごは2つ取外し可能で、その穴にロウソクやプレートを差し込める。
5「旬の果物を使ったフルーツケーキ」
ケーキは色鮮やかなのだけどウソっぽさが無い。
6「天気のいい日は外のベンチで」
甘いものがケーキじゃない6種目。焼き色もリアルでおいしそう。
スイーツトングは動かすべからず。
7「ひんやりカップスイーツ」
カップにスイーツを出し入れできるロマン。
8「手土産を持って友人宅へ」
ラストにこうくるのかと感動するボリューム。
7種目まで開けたあと最後にギャップ萌えをくれるセット内容だった。
本格的に飾るなら「お家」がおすすめ。
パティスリープチガトーといっしょに飾って雰囲気がよかったのは、「街のおしゃれなマイルーム」。
シルバニアファミリーのなかのタウンシリーズという街コンセプトで発売されているお家だ。
このお家はとにかく床面積が狭いのでシルバニアの家具を並べるときはその狭さが弱点になりがちなのだけど、パティスリープチガトーをぎっしり詰めるにはぴったりサイズだった。
金色の透かし彫りがある両開き扉も、光をあてるとピンクっぽく見える壁もパティスリープチガトーの街っぽい雰囲気によく馴染む。
このお家にはショコラウサギのお姉さんや家具などもセットで入っている。
建物だけでなく店員さんやお店の小物を飾るためのテーブル、ティーカップやお皿なども一気にゲットできるのでオススメ。
というわけで街のおしゃれなマイルームがイチオシなのだけども。
もし「シルバニアの家具も飾りたい」という場合には、
もうすこし床面積のある「きいちご林のお家」が扱いやすいと思う。
このお家にセットで入っているのはショコラウサギの赤ちゃんなので店員さんが赤ちゃんになってしまうけども、ファンタジーの世界なので大丈夫。
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