【レビュー】よきかな和の暮らし1種目「片付け中に一息」

2021年11月9日

ついに和物に手を出した。

今回もリーメントという会社から発売されているミニチュア商品である。いつものごとく全8種をオトナ買いしたので、1種ずつ8記事にわたってレビューしていく予定。ブログ休止中に廃盤になってしまったので全8種まとめて1記事のレビューを投稿します。遅くなりすぎてすみません。

のんびりお付き合いくださいませ。

入っていたもの

まずは箱を開けて、

セット内容を教えてくれる紙を取り出す。

和ダンス、和菓子、そして緑茶とまねきねこ。

洋風のミニチュアばかり見てきた私にはぜんぶ見慣れないものたちだ。

そして左側のオマケ的紙パーツは1月と2月のカレンダー。しかくいので不器用でも切り取りやすい。

さて、本題のパーツたちは、

まず和ダンス。ずっしり重たい。

すこし赤味のある濃い焦げ茶色で、正面だけでなく上の面や側面にも木目がバッチリ。

しかも、

ぜんぶの引出しをすっぽり引き抜くことができる。

引出しはそれぞれちゃんと小物やら布物やらを収納できる深さと奥行き。

ちなみに引出しは正面のみ質感がつけられているので、それ以外はつるつるだ。

和ダンス本体も、壁にくっつけて置いたときに見えない部分である裏面&底面はつるつるプラスチック。

かけるべきところに予算をかけましたというギリギリ感が伝わってくる。

この和ダンス、1箱600円ちょっとのミニチュアと考えると驚くほどつくりがいいと思う。

そして、

まるいお皿と、豆大福が丸一個&半分。

お皿の触り心地はつやつやだけど、色合いはざらっとした黒色でちょっと高級感がある。

豆大福はもち越しに透けている豆の色味がすごくそれっぽい。

ぴったり。おいしそう。

そして、

湯呑と緑茶パーツ。

湯呑にお茶を入れてもいいし空にしてもいいという、いろんな場面を楽しめるシステム。

緑茶パーツはひっかかって上手く入らなかったのでひっかかる部分だけ爪ヤスリで削ってみたら、

きれいに入った。

かんたんに削れたのでわりと柔らかい素材だと思う。

これでリーメントの飲み物パーツとうまく付き合えそうだ。

「あれ?」と思ったとき無理して押しこむと取り出せなくなってしまうので(先日の苦い思い出)、これから飲み物パーツはきつそうだったらすぐ削ることにしよう。

そしてとどめの、

まねきねこ。

これは塗装が粗いと捉えるか、この値段でこれだけのセット内容でさらに招き猫も入っているなんて十分と捉えるか、難しいところかもしれない。

塗りは精緻とは言いがたいけども、金色がちょっとザラッとした色味だったり、顔が筆で描かれたような風合いだったり、顔も体も凹凸くっきりなメリハリのある形だったり……全体的にはなかなか悪くないんじゃないかと思う。

さわった感じの質感もつやっと陶器っぽくていい感じ。

全部あわせると和ダンスの大きさが目立つ。

和物のミニチュアは完全なる初心者でまったく知識がないので偉そうなことは言えないけども、洋風とはまた違った雰囲気で、違った良さがあった。

これはこれで沼が深そうである。

ラスト8種目では和ダンスと同じような質感の文机が手に入る予定なのではやく全部揃えて並べてみたい。

あそんでみた

何をしまおうか……

背景は同じくリーメントから発売されている「和室 違い棚セット」。(写真右のほうに写っている座椅子と扇子は和室についてきた小物たち)

というわけで同じ会社から同シリーズみたいな感じで発売されているので、お部屋と家具のサイズ感はピッタリ。

シルバニアファミリーを混ぜるとお人形が小さく見えるけれども、混ぜて遊べるサイズ感だと思う。

ねんどろいどどーるのほうが現実のバランスに近いかもしれない。

とはいえ現実世界にも背の低い人や高い人がいてみんな違ってみんないいので、愛着のあるお人形を住まわせるのがいちばん。

違い棚をはやく小物でいっぱいにしたい。

今後が楽しみだ。