【レビュー】魔女の住む家6種目「とっておきの自家栽培」

2021年11月9日

そろそろラストが見えてきた6種目。

どこにでも置けそうな棚と鉢植えが手に入った。

さっそく開けていこう。

入っていたもの

まずはセット内容を教えてくれるミニシートを取り出す。

今回は棚とその中に置くものたちだ。自家栽培のパーツが揃うらしい。

開くとオマケ的紙パーツが。園芸ノートは切って折るだけ、タネの袋は切って折ってくっつけて、

できあがり。

園芸ノートは裏表紙側にも植物のイラストびっしりで、レトロな雰囲気がイイ感じ。

そして主役の、

横幅5.4cm×奥行き2.7cm×高さ6.4cm

チェスト。

緑と水色とグレーの中間のような……渋すぎず、かといってパステルすぎない非常にいい色だ。

公式の宣伝写真ほど鮮やかな緑じゃなかったので箱から出した瞬間は拍子抜けしたけれど、よく考えればこれくらいの方が後々いろんなミニチュアに合わせやすそう。

裏側もこんな感じで質感がつけられている。

しいて欠点を挙げるとすれば底の棚板や内側から見たときの側面部分などプラスチックむき出しな部分があるのだけれど、目立たない位置なのでさほど気にならなかった。

さて。

本番はここからと言っても過言ではない。リーメントの強みは棚の中に置く小物たちが充実していることだ。

一つずつ見ていこう。

鉢は上部直径が2.5cm、高さ2cm

まずはマンドレイクさん。

ハリーポッターに出てくるやつという認識しか無かったのだが、昔から魔術が絡むとよく登場する植物らしい。

鉢のすこし古びた色合いや土の質感、葉っぱの裏の葉脈など、こまかい部分まで作りこまれている

あるべき姿に戻すと、

全体の高さ2.9cm

ふつうの鉢植えっぽくなる。これはいろんな場面で活躍しそうだ。

よく見ると根がこっち見てる風なのがややホラー。

そしてお次は、

フタ付きの瓶と黄緑色のキノコ。

このフタ、デザイン的にもおしゃれなのだが、取っ手部分のおかげでちゃんと持ちやすく、しかもビンに深くぴっちりはまるのが気持ちいい。

高さ3.4cm

ラベルには「Glowing Mushrooms(輝くキノコ)」と書かれている。

たぶん机の引き出しで繁殖していたキノコだろう。

ストーリーを感じさせる伏線回収がたまらない。

そして、

長さ2.1cm

園芸用ハサミ。

なんと、

シャキーン

開閉できる。すごい。

ハサミが開閉するなんてミニチュアとして超素晴らしいのに、驚きなのはリーメント公式の商品ページなどでも特にアピールされていないことだ。

宣伝するまでもないということだろうか。当然だと。

おそろしい。

しかもこのハサミ、

皮っぽい見た目の入れ物に、

ぐぐっと収納できる

ここまで入れるとちょっと指だけで引き抜くのは厳しかったので、ピンセットなどをひっかけて引っ張り出したら綺麗に出てきた。

さて。

もうこれで満足だなというセット内容だけど、さらにもう一押しある。

クチバシ先から後頭部まで3.8cm

このペストマスク。

全体的に和やかだったセット内容がこれ一つでダークに魔女っぽくなる。

ヤバイ植物を栽培しているのだろうか。

後ろから見てもハイクオリティ。

顔の右側部分はベルトを外せる

ただかなり小さいので、サイズの合うお人形は少ないかもしれない。シルバニアだと赤ちゃんの中でも一番小さい「みつごちゃん」には被せることができた。

ちなみにこのマスクは、

長さ1.1cm

このS字フックでチェストに引っ掛けられる。

S字フックがボロボロっぽいのもイイ味を出している。

ぜんぶ合わせるとこんな感じ。

この箱ひとつでこの棚の中身はしっかり充実するのが良心的だ。

小物パーツも棚も使いまわしやすそうで嬉しい。

とくに棚は、寝室にも書斎にもバスルームにもベランダにも、お店の商品棚としても映えそうなデザイン。

ひっつき虫で壁にくっつけて吊り棚として配置しても楽しそう。

あそんでみた

「魔女の住む家」は全種開封するとこんな感じ。

チェストは右奥の作業台のうえにのせてみた。

キットのドールハウス(改造済み)に吊棚として置いてみても可愛かった。

関連記事

「魔女の住む家」レビュー全8種のリンクをまとめた記事はこちら。

そのほかのリーメント関連の記事はこちら。