「おふろセット」レビュー。陶器の旧バスタブとも比較してみた。

2020年10月29日

おふろセットが人気らしい。

「シルバニアファミリー」のアマゾン売れ筋ランキングを見て、びっくりした。

1位 (人形)ショコラウサギファミリー
2位 (家具)おふろセット
3位 (人形)ようちえんおともだちセット

主役の人形たちに囲まれるおふろセット。

強い。

入っていたもの一覧

まずは大きい仲間たち。

そして小さい仲間たち。

豪華。

とにかくボリュームがすごい。

布ものレビュー

シルバニアは、プラスチックが芸術レベルで、布ものはちょっとチープなことが多い。

カーテンは安っぽかったから着せ替えしたい。

バスルームのカーテンだから、ツルツルしててたしかにリアルなんだけど、広がっちゃってあんまり可愛くない……。あと紙みたいにすぐシワができる。自由に着せ替えできるつくりじゃないけど、思い切って外してハンドメイドしようかなぁ。

タオルはぱっと見は安っぽいなと思ったけど、写真にうつしてみたらクセがなくてなかなかに良かった。ハンドメイドしてタオルを増やすのも楽しかった。

バスマットは元々入っているやつがクオリティ高くて可愛いのだけど、DAISOの縞模様の布もすごくよく雰囲気が合った。

実際にハンドメイドしてみたのはタオルとバスマット。下のほうにまとめて書いたので気になる方はスクロールしてチェケラ。

そして、ダントツ素敵だった布ものがヘアバンドとスカートタオル

可愛い……可愛いよ……。

お母さんにはきつくて着せられなかった。女の子用なのかな?

いやぁ、ほんと可愛い。

布ものはこれで全部。つづいてプラスチック。

プラスチックものレビュー

まずはシャワー。

シャワーヘッドがもはや芸術レベル。

シャワーホースはすこし固めの素材なのか、自我が強かった。ホルダーから外すと風を切って飛び出す。可愛い。

私はシルバニア家具のごく一部にまぎれている自我の強いやつらを見るとにやけてしまう。

この電話台セットを見てほしい。

電話かけまっせ!

受話器コードの自我が可愛い。

シャワーは、蛇口ハンドルは動かせないのだけど、よく見ると、ちゃんとお湯側は赤に、水側は青に塗られている。細かい……。

蛇口ハンドルの上に付いているレバーハンドルは動かせる。

しかしどうやらシャワーホースと連動しているようで、レバーハンドルを動かすとシャワーホースがぐりんと動く。そしてシャワーホースを動かすとレバーハンドルも動く。

なんでだろう?

おもちゃのイルカとウサギ。いい顔してるね君たち。

うしろの白いモワモワは泡です。ワタの。

バスホルダーの上にはちゃんとスポンジと石鹸と、ボディーブラシが置ける。

スポンジは私の片付け方が悪くてぺしゃんこにひしゃげてしまったのだけど、絶望しながらそのまま置いておいたら元の形に戻っていた。本物のスポンジじゃん……。

陶器製バスタブとプラスチック製バスタブを比較

シルバニアのおふろセットについて、ネットでよく目にするのが「陶器のほうがよかった」。

現在は安全面を考慮してプラスチック製になっているけども、「むかしの陶器製がよかった」という意見もやっぱりあるんだとか。

他人事のようにそんな意見たちを眺めていたのだが、そういえばうちには、陶器製のバスタブがあった。

どこからのおさがりかも不明なのでググってみたところ、おそらく1985年発売の初代おふろセット。

左が初代の旧バスタブで、右が現在の新バスタブ。

初代おふろセットは「バスタブ・栓・敷物」だけのシンプルなセットだったらしい。うちにやって来た時点で残っていたのは、おそらくバスタブだけ。

新旧を2つ並べてちょっと感慨深くなって新しいおふろセットのバスタブ栓を入れてみようと思ったら、きつくて入らなかった。バスホルダーは不格好だけど引っかかった。

さて。

前置きはここまで。

新旧バスタブを真剣に触り比べてみた。

比べたのは①重さ、②音、③デザインの3つ。

①重さ

陶器製の旧バスタブのほうがすこし重い

でも、意外にも新バスタブがそこそこ重くて、持ち比べない限り「軽い」とは思わなかった。

ためしに母に新バスタブを持ってもらったら「おぉ、重いね」と驚いていた。

重さはプラスチックだからってあなどれない。

②音

爪で軽くたたくと、旧バスタブが「キンキンッ」という陶器らしい高い音で、新バスタブは「コッコッ」という陶器より低い音。

大人が新バスタブを「プラスチックっぽいな」と思ういちばんの部分は音かも。

③デザイン

旧バスタブがしかくくて、新バスタブは丸っこい

リアルさなら旧バスタブだし、夢がつまってるのは新バスタブ。

これは好みが分かれるところか……と思いながら旧バスタブを見ていたら、気になったのが、

この絵。

見慣れてて何とも思わなかったけど、「シルバニアファミリー」って書いてあったのか。これはちょっとリアルさに欠けるかも。

うちの人間用バスタブに「ホモサピエンス」って書いてあったらちょっと主張が強いじゃないか。

結論

私はプラスチック製の新バスタブが好き。

バスタブの質感をじっくり確かめると、たしかに陶器製の旧バスタブには高級感はあるけど、シルバニアプロじゃなければ気にならない程度の差だと思う。

食わず嫌いするのが勿体ないレベルで新バスタブはプラスチック感が薄い。

そして個人的にポイント高いのは、元も子もないけど「落としたら割れる」というプレッシャーが無いこと。手先不器用人間は安全がほしい。

しかもシンプルだった旧おふろセットに比べて、新おふろセットは小物が豊富。バスホルダーやシャワーも合わせて、トータルで見たら、むしろ新おふろセットの方が高級感ある。

ハンドメイド

今回はバスマットとタオルのふたつをハンドメイドした。

元々入っていたのが気に入らなくて作ったというより「作れそうだから作った」というほうが正しい。

カーテン替えたいけど、言いたいだけ不満を言ってるだけで技術とアイディアが足りない。

ちょっと違う布いれると雰囲気ガラッと変わって楽しいのでおすすめです。使っている布はDAISOのもの。

①バスマット

私は「縫う」という行為がえげつなく苦手なので、ハンドメイドは母にお願いしていたのだが、裁ほう上手というボンドを使ってみたら意外にもキレイにできた。

④のアイロンで圧着した段階で、すでにパリッとした仕上がり。

でも不安だから一応、フチはほつれストップ液でほつれをストップ。

ちなみに私は4センチ×3.3センチの布で④まで作って「正方形……」と思ったので上下を切ったのだけど、むしろただの布の時よりかたいぶん切りやすかったので、不器用諸君は最初に完ぺきを目指すより後からの微調整がオススメ。

両端のほぐした糸部分は、最後に間引きした(片側の布だけ5本に1本くらい切った)ら隙間ができてそれっぽくなった。

見るからに柔らかそうではないし実際かなりかたい仕上がりだけど可愛くできたのでお気に入り。かたさの原因は裁ほう上手だから、塗るのは1枚だけとか、フチだけでもよかったかも。

②タオル

作り方というほどのことでもなかった。

DAISOの布を適当な大きさに切って、フチに沿ってほつれストップ液を塗るだけ。

ほつれストップ液はクロバーの物がすごくオススメ。

切ってすぐからボロボロほつれてくる布でもほつれが止まるし、全体的にノリがきいたみたいにパリッとする。

まとめ

おふろセット、小物もりだくさんで豪華だった。

すごく可愛いしシンプルにコスパがいいと思う。

うちのシルバニアはおふろセット開封のおかげで「風呂なし戸建て」を脱却。

生活がゆたかになりました。

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