【レビュー】大正くらしの道具たち3~4種目
今日は3,4種目を見ていこう。
かまども階段タンスも心が躍る。
3種目「ぴかぴかの新米をいただきます」
かまど。
ある程度ミニチュアを集めている方は、この時点で「おや?」と思うのではないだろうか。
向こうのフタを開けてみよう。
そう、釜もその中身も薪も、すべて2組そろっているのだ。
こうも律儀に2組そろっているのはわりと珍しい気がする。
個人的な偏見としては、ミニチュアって本来2組あるべき物だったとしても1組+ちょっとした別パーツという感じでごまかしつつ見栄えやお得感をアップさせているセットが多いと思うので、そういうお得感を無視してまじめに2組そろえてくるというのは、刺さる人間には刺さりまくるんじゃないだろうか。
私にも刺さっている。
かまど。
なめらかな凹凸と塗装で使い込まれた雰囲気を再現している。
釜とフタと米と水パーツ。この写真と同じ物がもう1セットある。
フタは深い木目が裏側までばっちりあしらわれている。渋い色味もあいまってプラスチックとは思えない重厚感だ。
釜の底に焦げ目がついているのもリアル。
薪。この写真と同じ物がもう1セット入っているので、計6本。
ドールハウスにおいて薪は多ければ多いほどいいというのが持論である。
リアルな薪ならなおさらだ。
なんかもう、触ったら粉っぽそうな感じで(実際触っても粉はつかない)かなり高クオリティだった。
4種目「お爺さま自慢の品」
階段タンス。
引出しは全部抜けるし、戸は両側開けられる。
カドの部分はそれぞれちょっとずつ欠けていたり使用感があったりと、見れば見るほどこだわりを感じる。
個人的にさすがだなと思ったのは、側面だけでなく背面にも木目があしわれていること(底面はつるつるだった)。
せっかくの綺麗な背面を見せるためにこの階段タンスで部屋をくぎっても良いかもしれない。
ひょうたんはフタが閉まりそうで微妙に閉まりきらない。個体差かもしれない。
タバコ入れはフタを閉めたら開かなくなってしまった。これも個体差かもしれない。
デザイン自体は定番な感じでとても好き。
注酒器とぐい呑みと、飲み物パーツ。
赤×黒のつやつや感が素晴らしい。注酒器とぐい呑みのデザインが全然違うのも庶民っぽくてとてもいい。
あそんでみた
かまど。
釜のフタはシルバニアのお人形の手にもぴったり(ひっつき虫でくっつけてみた)。木目の素朴さがいい雰囲気だ。
火と飯に困ってなさそうなドールハウスはやはり幸せそうな生活感があって素晴らしい。
全8種開封してコンプリートボックス特典の紙ジオラマ背景に並べるとこんな感じ。
階段タンスは派手なシルエットながらそれほど大きくないのでいろんなレイアウトに馴染みそう。レトロな雑貨屋さんやら薬屋さんやらに置いても楽しいかも。
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