【レビュー】大正くらしの道具たち1~2種目

リーメントという会社から、ぷちサンプルシリーズとして発売された新商品である。

その名も「大正くらしの道具たち」。

Amazonにて6,080円(+送料で計6,650円)でゲットした。

まず高い。

個人的にはぷちサンプルシリーズは5,000円以内で発売されているイメージだった。

「けっこう強気な値段だな」というのが正直な第一印象である。

この記事を書いている今は全種開封済なのだが、いまの印象は「お財布さえ許せば結構オススメ」。

値段が値段なのでクオリティについてのハードルは上がっていたものの、ちゃんと納得できるクオリティだったし、和風レトロというテーマといいシルバニアに合うサイズ感といい、これ以上のクオリティかつ低価格な商品を知っているかと聞かれれば知らない。

さすがリーメントと言わざるをえない。

今日は1種目と2種目を見ていこう。

1種目「囲炉裏端でだんらんのひととき」

囲炉裏は横幅8cm×奥行8cm×高さ11.7cm

囲炉裏。しっかり大きい。

今回の「大正暮らしの道具たち」は驚いたことに箱が普段の2倍くらいデカい。

したがってパーツたちのサイズ感もシルバニアファミリーよりじゃっかん大きめではあるのだが、2倍デカいというわけではなく、シルバニアファミリーとも混ぜて遊べるサイズ感である。

ではなぜそんなに箱がデカいのかというと、デカい家具をちゃんとデカく再現しているからだと思う。

囲炉裏はこんな感じで分かれているものを、

組み立てる。

自在鉤(鍋を引っかけられる仕様)やら炭やら火箸やらも別パーツとして遊べる。

囲炉裏の灰パーツのまんなかのくぼみには炭を置けるし、ぽつぽつと開けられた穴には火箸や、

食べ物たちを差し込める。

こまかい。

円座は2つ。

質感は裏側まで丁寧に再現されている。

囲炉裏は和風アイテムといえど板の間でも違和感のないアイテムなので、シルバニアファミリーのお家と合わせやすいのも嬉しい。

2種目「毎日の食事は箱膳で」

鍋の直径は3.6cm

おいしそう。

鍋は囲炉裏にかけられる仕様である。この記事の最後のほうに写真を載せているのでぜひ見ていってほしい。

鍋まわりはこんな感じ。

鍋フタの使い古した感じといい、おたまの丸っこい形といい、鍋敷きのこまかい凹凸といい、心躍る要素がつめこまれている。

鍋敷きはしっかり鍋敷きをしてくれるのでこうやって置くと鍋底が床へつかない。

おひつとご飯としゃもじ。

ご飯パーツ(大)のてっぺんが凹になっていて、しゃもじですくったご飯パーツ(小)と合わせて完全形になる天才システム。

リアルなバランスでいうとおひつに対して米粒がかなり大きいのだけど、それも多分わざとなのだと思う。

ミニチュアらしくて可愛い。

おひつはフタをかぶせた状態で直径2.8cm×高さ2.2cm

すばらしい。

底面まで木っぽい質感がつけられていた。

気合を感じる。

煮物の皿が直径2cm

食べ物&お皿パーツたちはこんな感じ。どれもおいしそう。

シルバニアと比べてやや大きいものの合わせられるサイズ感である。

箱膳は驚いたことにただの箱にもなるらしく、

こんな感じにフタを閉められる。

この状態なら洋風レトロのお部屋に置いてもよさそうだし、いろいろと妄想がはかどる。

あそんでみた

全8種を開封してコンプリートボックス特典の紙ジオラマ背景と合わせるとこんな感じになる。

シルバニアファミリーのきいちご林のお家と合わせてみた。

おうちの中から外までぎっしり。

楽しかった。

和風好きな人でクオリティ重視の人は手を出してみて損はない思う。

値段が高めなので初心者にごり押しはできないけれど、高いからこそミニチュア好きの心をくすぐる「そう!それ!」を叶えてくれる。

たとえばかまどは米パーツも水パーツも薪パーツも同じものが2セット揃っていたり。家具の背面まで木目があしらわれていたり。

もちろん、鬼を滅する某作品にハマった人にもオススメだ。

おそらくあの作品がなければこの商品もない。

ぜひ。ミニチュア沼においでませ。

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