「オーブン&シンク」レビュー。えんとつが映える。

2020年10月29日

ずいぶん前に森のお家で手に入れていた「オーブン&シンク」。税込891円だった。

現行版カタログには載っていない商品だ。

もともとは2001年発売のもの(型番はおそらくカ-402)。

いまは「シルバニアファミリーファンクラブオンラインショップ」というネット上のアレで買える。2001年発売当時とまったく同じものなのか、それとも覆刻版として作られた複製なのかはちょっとわからなかった。

どうやら森のお家に行けば必ず買えるというわけでもなさそうで、店員さん(とても優しい)いわく「この棚にある限り」らしい。

セット内容

茶色いシンクと黒色のオーブン。

歴史を振りかえればシルバニア発売スタートの1985年から10年以上、オーブンといえば黒だった。デザインは変わっても、色は黒。

しかしいま、現行版カタログに黒色のオーブンは載っていない。図録を見るかぎり2010年に発売されたものが最後だ。いまのオーブンといえば茶色や白がメイン。

1999年を境にしてクリーム色など黒色以外のオーブンが登場しはじめ、そして10年ほど経て、黒色のオーブンは現行版カタログから姿を消したのである。

このタイミングで黒色オーブンにお目にかかるとは。

うっひゃ。

光栄です。

えんとつ、オーブン、オーブントレイ。

オーブンはベタ塗りの黒ではなく少しグレーがかっていて、光をあてるとこまかいノイズが混じっているみたいにぼんやり反射する。質感はサラサラ。

えんとつはグッと差しこむだけ。

スポスポ抜けてくる感じはなく、一度セットしたらかなり力を込めないと外れない。

今回このセットをお家に飾ってみて一番ときめいたのはこのえんとつだ。

オーブンのフタはゆるい。指でぎゅっと閉めても感触はふわっとしていて、開くときもふわっとしている。ふわっふわっ。

左側の扉にはギミックはない。これは薪をくべるところなんだろうか。

ふわっ。

オーブントレイを入れるとこんな感じ。

中まで黒色なので、銀色のオーブントレイが映える。

そしてシンクと、ボトル×2(フタ外れない)、トレイ。

シンクはごくシンプルで、かわいらしいデザインではない。こういうリアル寄りなデザインすごく好き。

ボトルは、またあとで写真を載せるのだけど料理セット(カ-410)のお鍋たちの緑色とよくなじんだ(クリックで料理セットのレビュー記事に飛びます)。

緑色のお鍋はオーブン上に、そしてこのボトルはシンク側に置くと、色のバランスがとてもいい。

シンク下はふたつに区切られていて、いつもどおり配管もばっちり。

蛇口はかたい素材。ツマミは動かない。黄色味つよめの金色だ。

水切りスペースにはちゃんと凹凸がついている。スペース自体が狭いから大きいお皿は入らないけど、小さいお皿なら凹凸にひっかけて立てられた。

あそんでみた

赤い屋根の大きなお家の、左側1階スペース。

背の低いキッチンだから窓をふさがず部屋の明るさを保てるうえに、オーブンに煙突がついているから壁も寂しくならずいきいきして見える。

ちなみに緑のお鍋たちやオーブン中のラザニア、それからシンク上の塩コショウは料理セット(カ-410)に入っているもの。

クマのお母さん。

最高のできばえね

お家「はじめてのシルバニアファミリー」にも置いてみた。

ハイクオリティな野菜たちはやさいづくりセット(カ-616)に入っているもの(クリックでやさいづくりセットのレビュー記事に飛びます)。

おっと先にキャベツ

そしてきいちご林のお家にも。

あら撮ってたの?

街のキッチン(型番TF-04)に入っている大ぶりな銅色ケトルも似合う(クリックで街のキッチンのレビュー記事に飛びます)。

黒いオーブン、すごくよかった。

特にえんとつ部分がよかった。壁ロマンってあるよね。

「この壁のフタ(通気口)を開けたら異世界につながっているかもしれない」と妄想していた子ども時代のときめきを思い出す。

壁をいかした家具にハマりそうである。

吊棚とか暖炉とかほしい。

現行版のカタログにどちらも無い……もっかい売ってください……。

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