「せんたく機・そうじ機」レビュー。デザインが現代っぽい。


ものほしセットを買うなら洗濯機もなくちゃ、と思って買った。
入っていたもの一覧

シンプルなセットだ。
ひとつひとつ大きめだから扱うのに気を遣わない。不器用な子でも遊びやすいと思う。

フタを閉じている状態だと、下の方に透明な水パーツが出ている。

洗濯槽のデザインが本格的だ。
洗濯槽といえば、このあいだ母が洗濯槽クリーナーを買ってきた。
私は隣で見ていたのだが、いざ注いだらそのまま下水に流れていった。
絶句という名の沈黙のなかチロチロと爽やかな音を立ててすべて消えた。

この洗濯槽は、左右についているダイヤルと連動している。

電池が必要なやつではなくアナログにダイヤルを回すとアナログに洗濯槽も回るのだ。
洗濯槽が回ると水パーツも動いて、洗濯しているみたいに見える。
私がシルバニアに求めるのは造形美であって機能性ではないのだけど、意外とこれが、何と言うか、楽しい。
でもできればダイヤルは真横じゃなくて底面とか目立たないところがよかった。

そうじ機はミニクリーナーを取り外せる。
キッチリはまっているのでミニクリーナーが勝手に落ちることはなく、むしろ力を入れて後ろから押さないと外れなかった。
自立させても安定してる優等生。掃除機のヘッド部分は自由に動かせる。
お家にセットしてみた

家電はもっとレトロなデザインのほうが好きだけど、思ったより場所をとらないし脱衣所感が出て使いやすそう。

掃除機はかなり背が高くてびっくりした。
いま気づいたのだが、私は縦型掃除機というものを実際に見たことがなかった。
想像の中で小さくしていただけで実際もこれくらい大きい物なのだろうか。

ミニクリーナーは赤ちゃんの手にも合う。
意味とかはない





掃除機と洗濯機、日本で販売されはじめたのはどちらも1930年前後らしい。
そのときの掃除機は今回レビューしたシルバニア家具と同じく縦型で、かなりスタイリッシュな形。
でも当時の初任給2ヶ月分くらいする高級品だったんだとか。
しかも当時の家は畳と板だから、そんな高いものを買わなくてもホウキやハタキで家の外にゴミをざくざくっと掃き出せばじゅうぶんキレイになっちゃったのだ。
高いうえに要らない。踏んだり蹴ったり。
お父さんが喜ばせようと思って掃除機を買って来たらお母さん大激怒とかあったんだろうなぁ。
そんな掃除機がふつうの家で使われ始めたのは1960年代のこと。
この時期に何があったかって団地ブームが起こった。しかも団地には洋室があって、じゅうたんが流行りはじめた。
団地だと家の外にゴミを掃き出したら近所迷惑だし、じゅうたんはホウキじゃキレイにならない。
そんなわけでようやく掃除機が普及した。
一方の洗濯機はというと、ふつうの家で使われ始めたのは掃除機よりも少し早い1950年代のこと。
白黒テレビ、冷蔵庫とともに三種の神器としてマスコミがゴリゴリに宣伝したのだ。
価格はどうやら初期の掃除機と同じく初任給○ヶ月分レベルの高級品だったらしいけど、「頑張れば買える憧れの家電たち」だったらしい。マスコミの力ってすごいな。
というわけで文字数が余ったので小話でした。
情報源?
ぜんぶネットです。
便利な時代ですね。
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