【レビュー】大正くらしの道具たち7~8種目
ラスト7,8種目を見ていこう。
お餅あり楽器あり、野外系のパーツもありと賑やか。
7種目「お正月準備」
お餅たちと楽器たち。
キネ&ウスとお餅。
ウス(大きい方)はとくにプラスチック感が強い。もともと現実世界でもつるっとした質感なので難しかったのかなと思う。
リーメント商品は「木らしさ」を木目の凹凸で表現している物が多いので、こういう木目のないものはプラスチック感強めになりがち。
それでもキネにはうっすら木目があしらわれていて努力のあとが垣間見える。
お餅はかなり本物っぽいし、深いくぼみにキネがすっぽりはまるという実用的なつくり。
サイズ感もシルバニアファミリーにぴったりだった。
鏡餅たち。
ググったところ、この台座は四方というらしい。前後左右とも穴があいているから四方なんだとか。
この四方は塗装メインで「木らしさ」を表現している。リーメント商品では珍しいんじゃないだろうか。めちゃくちゃイイ。ハイクオリティ。
お餅とみかんは安定安心の食べ物パーツでしっかりおいしそう。
太鼓(バチは↑の集合写真に)と笛。
いちばん驚いたのは、笛の穴がマジで穴だということ。
太鼓はもうこんな素晴らしいものを写真で見せておいて「ハイクオリティでした」とか言うのは私が間抜けに見えそうなのだが本当にハイクオリティでした。曲線がうつくしい。
安定して自立してくれるのも地味に嬉しい。
8種目「気をつけていってらっしゃい」
8種目は5種目同様、他と比べるとじゃっかん寂しいセット内容だけれども、個人的には結構好きだった。
火打石やら、ワラジやら、ふろしきやら。
ワラジは土汚れまで再現されている。
そして大きな黄色いパーツはどうやら「モミ干し」らしい。
モミというのはまだモミガラがついたままの米のこと。
モミ干し(おひさまにあてて乾燥させる)によってお米の水分量を減らすことで、変質しにくくなったり、モミすり(モミガラを取り除いて玄米にする作業)しても砕けない硬さになったりするらしい。
こんな感じで裏側もこまかく作りこまれている。
鳥さんたちは自立用の透明パーツを外しても一応自立できる。
とくに前のめりスズメは絶対自立できなそうなのに上手いこと立っていてくれる。
躍動感のある姿なので並べておくだけで楽しい。
ちなみにまったく関係のない話ではあるのだが鳥の祖先は恐竜である。しかも獣脚類とよばれるティラノサウルス系のやつだ。
この前のめりスズメはなんとなく恐竜風味があって個人的にとても好き。
あそんでみた
太鼓は黒×赤でド派手かと思いきや意外とすんなり馴染んだ。
屋根の上で天日干ししてみたら楽しかった。餅つきも屋上で。
きいちご林のお家は屋根部分にスペースがあるなと思っていたのだが、こうやって活用してみるのも楽しいかもしれない。
全8種を開封してコンプリートボックス特典の紙ジオラマ背景に並べるとこんな感じ。
そんなわけで。
これにて全8種のレビューはおしまい(いつも通りまとめ的な記事を1つ投稿する予定です)。
お付き合いいただいた方、ありがとうございました。
今回は2種ずつ4記事にしてみたのですが、今後も記事数はふらふら変わりそうなのでぜひ気楽にお付き合いいただけたら嬉しいです。
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