【レビュー】世界地図のタペストリー【すぃーとあっぷるぱい】

古地図というやつ。

壁のスペースを埋めるのにちょうどよかった。

こんな世界地図タペストリーでした

330(税込363)円だった。

まずは袋から出そう。

タテ4.8cm×ヨコ7.7cm

いい感じ。

地図は紙で、上下を挟んでいるのは木、ひっかける用の黒いやつは糸だと思う。

印刷の質は可もなく不可もなくといったところ。

器用な人であれば自宅のプリンタで印刷して糸や木をつかって同じように作ることもできそうだが、私は不器用なので363円で完成品が手に入るのはありがたい。

裏側はこんな感じ。

ズレやはみ出しもなく綺麗。

さっそく遊んでみよう。

あそんでみた

古地図ということで文明開化的なアレで和風レトロにしてみた。

写真にうつらないよう壁へひっつき虫(粘土鋲)をくっつけ、そこにひっかけている。

撮影中にナナメになってしまうことも重みで落ちてくることもなく扱いやすかった。

壁が賑やかになるとお部屋も賑やかになって可愛い。

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さて。

文字数が余ったので文明開化の話をしよう。

例によって今しがたネットで手に入れた知識なわけだが結構おもしろい。

文明開化というのは、明治時代に西洋文化がジャブジャブ入ってきて日本人の生活がガンガン変わったことをあらわす言葉だ。

その勢いはすさまじかったようで「西洋のものはイケてる」「日本古来のものはダサい」「もう西洋のものなら何でもいい!」みたいな、ちょっと過激ともいえる雰囲気をかもしていたらしい。

そんな感じの流れで、国をより豊かにより強くと盛り上げていった。

そして行き着いたのが戦争である。

領土を広げれば豊かになる、すなわち「お前のものを俺のものにすれば俺は豊かになる」というわけで日本はもちろんのこと世界中がバッチバチだった。

戦争しまくったところ日本は焼け野原となり、そこからガシガシ復興して現在に至るのだ。

なんというか、文明開化の時代から続く「がんばれ!がんばって豊かになれ!」的な流れがほんとうの意味で終わったのはつい最近のことなんじゃないかと思った。

かといって。

全て上手くいっているわけでは全然ない。

日本はいま気候変動やら高齢化やら自殺やらさまざまな社会問題を抱えている。

ことごとく丸くおさまってハッピーという展開はおそらく無いんだろうが、社会とか世界とかいうデカい視点ではなく俺とか私とかいう小さい視点で見ればハッピー展開もありえるだろう。

私たちがこれからも毎日生きていくにあたって、自分の生活をそこそこ楽しめるように工夫することはできる。

いい感じのマグカップを買ってみたり。

いい感じの古地図をドールハウスの壁に飾ってみたり。

そういう工夫をする余裕があるというのも、ひろく歴史をふりかえってみればかなりラッキーでハッピーなことなのかもしれない。

……。

オチがついたっぽいのでおしまい。

解散!