リーメントという会社から先日発売されたミニチュアもの「マイメロディといちごのお部屋」。
その名のとおりマイメロディとのコラボ商品である。
かなりキャラクター色が濃い。ミニチュアものというよりはむしろキャラクターものと呼んだほうが正しいのかもしれない。
Amazonにて5,160円でオトナ買いした。
今回も全8種を1種ずつ、8記事にわけてレビューしていこうと思う。
結論から述べるならばクオリティは推せるほど高くないのだけど、世界観はとても素敵だった。
そんなわけで今回もぜひお付き合いください。
入っていたもの
箱を開けて、
ガム。
ガムが入っていた。びっくりした。
この商品を発売しているリーメントという会社はWikipediaの最初の1文で「日本の食玩および雑貨メーカー」と紹介されているくらい、歴史的に食玩を扱ってきた会社である。
のだが。私はここ1年ほどちまちまとリーメントを集めてきて初めて食玩らしい商品を見た。
ちなみに食玩というのは、オマケで玩具がついてくるお菓子のことだ。
今このガムを噛みながら記事を書いている。
甘くておいしいけどなぜガム入りなのか分からない。たぶんいちご味ではない。
セット内容を教えてくれる二つ折りの紙。
裏返すとこんな感じでおまけの紙パーツが印刷されている。
ハンカチ、マスク、マスクケース、フェイスパック、フェイスパックの袋。
ハンカチ。紙なのでコースターとしても使えそうだ。
曲線の多いパーツはちょっと難しかった。
フェイスパックのデザインはやや衝撃的。
不器用人間の限界を感じた。
そしてここからはセット内容に含まれるパーツたちなのだが、
まずは、折って貼って雑誌をつくる紙パーツ。
あまりにもチープで驚いた。リーメントの紙パーツといえば、ふだんは紙の質感も、印刷の精密さも見惚れてしまうほど高クオリティである。
それが今回はコピー用紙に家庭用プリンターで印刷したかのような安っぽさだ。
組み立て方の説明も入っていた。私は不器用なうえに頭もよくないのでこれは助かった。
しかし、説明どおりに半分に折ってみると紙の端同士が微妙に合わない。カッターで切り取った。
できあがりはたしかに可愛い。
でも、1箱税抜き750円という値段で発売している箱に入っていてはいけないクオリティだと思う。
気を取り直して次にいこう。
マガジンラックはクリーム寄りの白色で、ちまっと猫脚。
質感はつるつるプラスチックだ。
これはプラスチックのチープさを味方につけているかなと思った。
のっぺりした質感にパステルな色合い、ふりふりの可愛さで、二次元っぽいというか、アニメ絵っぽい世界観である。
シルバニアファミリーの「お城のゆめいろゆうえんち」あたりが好きな人はぜったい好きな雰囲気だと思う。
後ろ側から見るとこんな感じ。
そして主役の、
マイメロディ。可愛い。
頭が大きいのでちょっと倒れやすい。おしりの下にひっつき虫をつければ安定する。
後ろから見ると丸いしっぽが可愛い。
そして左おでこの穴には、
リボンを差し込める。
ピンク色でTHEリボンなものと、
ふりふりのもの。
さらに、
クオリティの高いド派手サングラス。
頭にのせる。リボンとはまた違った雰囲気になって可愛い。
という着せ替えアイテムたちで新しいコーデに挑戦したら、
鏡をチェックせねばならない。
シールを貼って、
できあがり。
近寄って指などを映してみると結構クッキリハッキリ、遠ざかるとぼんやりした映りに。
ぬい撮りしている時に自分やカメラがばっちり映り込まないで済むのはうれしい。
裏側も可愛らしい。台は取り外しできるので手鏡っぽく使ったり壁に貼りつけたりもできそう。
全部あわせるとこんな感じ。
私はふだんはシンプルな西洋レトロっぽいミニチュアが好きでそういうものを中心に集めているのだけど、たまにゴリゴリのメルヘンを手にするとこれはこれで最高だなという気持ちになる。
とても可愛い。
だけど、紙パーツのクオリティの低さはすこし目立つかなと思った。
キャラクターとのコラボなのでオリジナルものより予算的な制約が増えるのかもしれない。
あそんでみた
街のおしゃれなマイルームに並べてみた。
マイメロディ用のリボンは、ひっつき虫をつかってくっつけるとシルバニアの赤ちゃんにジャストサイズ。
全8種を開封するとこんな感じ。