「魔女の住む家」は、この糸車目当てに購入する人も多いのではないだろうか。
かくいう私も半分は糸車目当てだった。
あとの半分はロッキングチェア目当て、そして残りの半分はチェスト目当てで、さらにもう半分はオシャレな小物目当て、以下略である。
入っていたもの
まずは箱を開けて、
セット内容を教えてくれるミニシート。
今回は糸車とそれにまつわるパーツたち。
開くとおまけの紙パーツが。今回は手芸ノートと手芸針セットだ。
手芸ノートには黒猫の作り方と命の吹き込み方が書かれているっぽい。
鉱物で性格付けもするけど入れすぎるといたずらっ子になるんだとか(byグーグル翻訳)。
ミニシートを裏返すと、
手芸ノートのシックな表紙、そして手芸針セットの中身もプリントされている。
切って折ればできあがり。
さて、今回の主役は、
糸車だ。
プラスチックっぽい質感なのでさほど重厚感はないのだけど、写真に撮るとけっこう高級に見える。
黒すぎない色味も、ある程度の迫力があるサイズ感もちょうど良い。
しかもハズミ車もボビンも回る。
これはすごいなぁと眺めていて気になったのが、
ハズミ車の中央部分。
キャップを外したような状態で支えがズレて外れているのだ。
故障ではなくわざとこうなっていると思うのだけど、つまりどういうことかと言うと、
ハズミ車を外せる。
もしかして、ハズミ車というのは日常的にけっこう付け外しする部品だったのだろうか。
分からないけれども、支えがズレているとハズミ車がじゃっかん斜めに傾くせいでお茶目になってしまっているので、接着剤で固定することにした。
その結果は記事の最後にお見せするとして。
糸車といえば必要なのは、
糸のもとになるフワフワと、それを入れるためのカゴだ。
カゴの持ち手は動かせるし外すこともできるので、
すぽっと。
編みカゴとフワフワという、かたい素材で再現するのが難しいパーツだけども凹凸や質感が凝っている。
中身を抜けばシンプルなカゴなのでキッチンで食材を入れたりして使いまわしやすそうなのも嬉しい。
そしてつむいだ糸で何を縫うかというと、
猫のぬいぐるみ。
可愛い。このえらそうな表情で、
首のうしろにリボンをつけているというのが非常に可愛い。
名前は何にしようかな。黒いからクロかな。
ちなみにこのぬいぐるみに命を宿すためのアイテムが、
星屑。
フタをしめると、
曲線美。
素朴でなおかつ神々しい。
全部合わせるとこんな感じ。
奇をてらったようなセット内容ではないけれども、糸車というのはわりとレア度が高いんじゃないだろうか。
廃盤になったらどんどん値段が上がりそうだ。
あそんでみた
「魔女の住む家」ぜんぶ合わせると壮観である。
さて、右端の糸車、接着剤でくっつけてから家にあった刺繍糸を巻いてみたら最高に素敵になったのだが。
ちょっと手間取った。
まず100均の「クラフト小町」という接着剤を使ってみたのだけどくっつかなかった。戻ろうとする力が結構強い。
家の引出しを漁ってわりと強めの接着剤でとめた後ハンカチをあてて洗濯バサミで挟んで一晩放置というパワープレイでゴリ押したので、指先に自信のある方はいっそ瞬間接着剤をつかった方が話が早いかもしれない。
糸車があるだけでのどかでレトロな空気になる。
アレックスさんの服装ともよく似合う。
キットのドールハウス(改造済み)にも並べてみた。
うっとり。
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