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やきたてパン屋さん8「パン店長のおすすめパン!」のレビュー。

ラスト8種目。売りものもパンだし店長もパンである。

入っていたもの

まずはセット内容を教えてくれる紙。

左側のオマケ的紙パーツは、カゴの敷物とPOPだ。

敷物、布じゃなくて紙なのか……と一瞬思ったものの。

考えてみればミニチュアの小さいカゴに敷く場合、布ならよっぽど柔らかく薄くないとそれらしいシルエットにならないと思うので逆に紙のほうが良いかもしれない。

切り取るとこんな感じ。POPは1枚だけなのでカゴの前にスッキリ飾れそう。

カゴ。軽い。

乾いた紙粘土みたいな触り心地で、指で力をかけるとぐにぐに動く。

色鮮やかで編目の再現もこまかい。

さきほどの紙パーツを敷くと、

可愛い。

そして、

看板。

シールと、ツルツルしたプラスチックなので看板としてはチープだけど、「やきたてパン屋さん」は全体的にのっぺりしたパーツが多いのでこれくらいの方が馴染むのかもしれない。

シンプルで可愛い。

そして、

誰だきみは。

調べたら「パン店長」という名前で、2019年夏に登場したらしい。じつは売れ残ってカピカピになってしまったフランスパンだそうで。不憫かわいい。

エピソードを知るとこの笑顔すら苦難を乗り越えた大らかさのあらわれに見えてくる。

私の勉強不足でした。すみませんパン店長。

すみっコパン5種。

今回の「やきたてパン屋さん」でコック帽をかぶったりベーカリー制服を着ていたすみっコたちが最後はパンになって再登場。ちょっと粋じゃないか。

裏側はパンそれぞれの質感が伝わってくる丁寧さ。

焼き色もおいしそうだ。

ぜんぶ合わせるとこんな感じ。

パン店長は高さが2.5cm弱なのでほかのコック帽やベーカリー制服を着用しているすみっコたちと同じくらいなのだけど、いかんせん細長いのでサイズ感的にはもっと小さく感じる。

ラスト8種目は、7種目までのすみっコたちがパンになって再登場して、店長が登場するという、エンドロール的な後味のよさだった。

あそんでみた

入りきらなかったパーツもある

ぜんぶ合わせてみた。

カラフルでのっぺりしていて、でも美味しそうなものはちゃんと美味しそう。

ふだん私が見ているシルバニアファミリーのお人形たちは口が目立たず表情もサラッとしているので、すみっコたちの何とも言えない卑屈っぽい表情が新鮮で印象的だった。

あたらしい世界観にハマる。

並べるときに「あれ」と思ったのは、棚らしきものの少なさだ。もうひとつ欲しい。この写真ではすこしシルバニアファミリーの家具を引っ張ってきた。

全種オトナ買いをするとディスプレイ付きだし、さらに箱から棚パーツを切り出してセットできる仕様なので、オトナ買いしてきれいに完結するという商売上手。

なぜかちょっとくやしいけどオトナ買いしてよかった。

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