全8種のうちのラスト8種目。
ボリュームがすごい。
そしてここにきて趣向を変えてきたかと驚くセット内容だった。隙がない。
オトナ買いして1種目からちまちま開けてきた人やちまちま開けてきた人のレビュー記事に根気強く付き合ってくれた人などはとくに心を掴まれるセットだと思う。
入っていたもの
まずはいつも通り、
セット内容を教えてくれる紙。
左側のオマケ的紙パーツには今回は値札がなく、コーヒー豆リストとクッキーの案内が。
裏返してみると、クッキーの案内にはちゃんと中身が印刷されている。
切り取るとこんな感じ。
もうすこし縦長のポスターだったら「エストニア」「ラトビア」「リトアニア」と続きそうだ。
いよいよ本題のパーツたちを見ていこう。
棚。
土台にスッとはめる仕様。
うつくしい。
メインのショーケースは1種目に入っていたので、大理石風の土台もつやつやとろとろなガラス(?)部分も見慣れているはずなのに、形が違うせいか新鮮に感じる。
甘いものはまずクッキーが2種類。
クッキーはどちらも1枚だけ自由なやつがいて、あとは仲間たちでくっついている。
7種目までケーキを中心に重めのスイーツが続いていたのにここへきてクッキー。
ちょっとギャップ萌えしてしまう。
このクッキーを容器に入れてシールを貼る。シールは袋のなかで1枚台紙から剥がれてしまっていたので粘着力が心配だったけど、
綺麗に貼れた。
しかし翌日にはどちらもフチから剥がれてきていたので、ぴったりくっつけたい場合は接着剤などを使ってしまうのがオススメ。
フタはぴちっと閉まって逆さまにしても外れない。
しかも外そうと指をかければちゃんと外れる。
この小ささでフタがフタとしてちゃんと機能するものって私は初めて見たと思う。
ミニチュアの場合は容器とフタが別々につくられているだけで丁寧に作られているなぁと満足なのでちょっと理解が追いつかない。
カラバリが芸術的においしそうなマドレーヌ3つと、ビニール袋。
パッケージを見るとマドレーヌは袋に入っているようなので、
入れてみた。
セロハンテープを小さく切って貼ってみたらカンタンに綺麗にできた。
これはマドレーヌ3つがおさまるサイズのカゴ。
とてもつくりがいい。サイズ的にもシルバニアに使いまわしやすそう。
そして袋が2種類と箱が1つ。
7種目までは箱といえば黒だったので白色は新鮮だ。
紙袋は持ち手部分もぺろっと紙なのですぐちぎれそうで少し怖い。それ以外はみんな丈夫そう。
写真左側の箱は、
開けるとしっかりしたぶ厚さがわかる。
いままで揃えてきた黒い箱を重ねるときにも白を1つ入れるとバランスがよさそうなので嬉しい。
というわけで、
ぜんぶ合わせるとこんな感じ。
ラスト8種目はボリュームがっつり。
さらにお菓子の趣向を変えてきて、紙パーツも今まで黒メインだったものが白メインという。
最後まで飽きさせない工夫がすごい。
パティスリープチガトー、最初も途中もぜんぶよかったのにラストはラストで「終わりよければすべてよし」を高らかに唱えてくる感じがたまらない。
シルバニアと合わせてみた
ステージはおなじみ「街のおしゃれなマイルーム」。
想像以上にぎっしりお店らしくなった。
うつくしいショーケースから溢れるくらいたくさんのケーキ。
それに加えてカップに入ったスイーツ、カヌレなどカリカリ焦げ目なお菓子、袋に入ったマドレーヌや容器入りのクッキーなど視覚的なバリエーションも豊かだ。
さらに看板や卓上カレンダー、スイーツトングや紅茶缶などのケーキ屋さんにありそうな小物たちが脇をかため、チラシやらショップカードやらの紙パーツたちも添えものとは呼び難いほどハイクオリティ。
私が褒めすぎなのではなく、このセットのクオリティが高すぎる。
あとコスパが良すぎる。
1年以上、毎度「クオリティが高いなぁ」と楽しくミニチュアを集めてきたけれど、ここへきて新鮮な衝撃を受けた。
パティスリープチガトー、まちがいなく私史上最高級である。
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