現在発売されているお家だけをまとめてみた。
価格は私の知る限りAmazonがいちばん安いので、Amazonを参考にだいたいの値段(税込)を載せています。
Contents
ビレッジシリーズ
定番、シルバニア村のお家たちは全4つ。
はじめてのシルバニアファミリー
「はじめての」と名のつくとおりビギナー向けの王道ハウス。
公式がビギナーに向けてゴリゴリに売り出している。
3,000円というお手頃な価格でクオリティの高いお家と、お人形、そしてバランスのいい家具が入っている。
私は1年以上シルバニアをちまちま集めているのだけども、3,000円でこのセットを超えるビギナー向けセットはなかった。
誕生日やクリスマスのプレゼントに初めてシルバニアを贈るならば、このお家をえらんでおけば間違いないという定番ハウスである。
さらには、
こんな感じで大きいお家とジョイントできる。
この先シルバニアを集めていって大きなお家をゲットした時にも、最初のお家が無駄にならないようにという配慮らしい。いたれりつくせり。
はじめてのシルバニアファミリーについては去年レビュー記事を書いたものの、2020年春に家具がリニューアルされたのでセット内容がちがう(お家とお人形はおなじ)。
雰囲気はつたわると思うのでご参考までに読んでもらえたら嬉しい。
きいちご林のお家
大人向けの入門ハウスだと私は思っている。
平屋なので先述の「はじめてのシルバニアファミリー」よりこじんまりしていて場所をとらない。
光がよく入るので写真うつりがいいし、なおかつ横長フォルムだから写真のフレームにきれいにおさまる。
シンプルなお部屋と、それに対してシルバニアらしい凝った造形をたのしめる玄関スペースという一粒で二度おいしい仕様でもある。
ひたすら扱いやすく撮りやすいという理由だけで、さいきん写真を撮るときはこのお家をよく使っている。
こんな感じ。自然光ではなく、ストロボという名のどでかいフラッシュを使って撮った。
ちなみにこのお家は赤ちゃんと滑り台つきベビーベッドもついてくる。
赤ちゃん好きな人、ぬい撮りしてみたい人に超オススメなハウス。
レビュー記事も書いたのでぜひご参考までに。
赤い屋根の大きなお家
シルバニア村の真髄。主役。現役ラスボス。
シルバニアファミリーの代表ハウスをひとつ選べといわれたら否が応でもこの名を出さざるを得ない。
このお家の発売は2017年なのだが、ちょっと振り返ってみると20年以上の歴史がある。
シルバニアファミリーの歴史を見わたして時代ごとの主役たちをピックアップして混ぜて煮つめて煮つめて完成したみたいなハウスだ。
もちろん現在のカタログにもでっかく載っている。
公式は、この記事冒頭でご紹介したビギナー向けハウス「はじめてのシルバニアファミリー」から入り、そして「赤い屋根の大きなお家」へとステップアップしていくのを定番レールとして敷いているっぽい。
さきほど載せたこの写真も「はじめてのシルバニアファミリー」×「赤い屋根の大きなお家」。
この組合せは現在のカタログ(2020vol1。クリックで公式サイト内のページに飛びます)の表紙にも背景として写っている。
ちなみにこの「赤い屋根の大きなお家」は両手で抱えきれないほどの豪邸なので、特にジョイントをして超大豪邸にするとすぐ家具が足りなくなる。
「赤い屋根の大きなお家」ゲットの前には、なるべく家具を充実させておくのがオススメだ。
赤い屋根のエレベーターのあるお家
2019年発売のルーキー。
「赤い屋根同士でジョイントできるハウス」のなかの一つという、わりと地味なポジションながらシルバニア史上初めてエレベーターがついたお家である。
風見鶏をまわすとエレベーターが上下するというしくみ。ロマン。
私はこのお家を持っていないのだが、シルバニアのイベントに行った際にちょっと触ってみたことがある。
エレベーターの動き&音は結構ガガガガガという感じだったけどたしかにロマンは詰まりまくっていた。
3階建てなのでエレベーターも上下のしがいがある。
ラスボス赤い屋根の大きなお家に比べると、家具が少なくてもたのしめるハウスだと思う。
タウンシリーズ
2017年、シルバニアファミリーというコンテンツのなかに街が返り咲いた。
シルバニア初期の1987年から1994年まで展開されていた人気シリーズ「アーバンライフシリーズ」以来、じつに23年ぶりの街である。
タウンシリーズはどちらかというとショップや着せ替えなどに軸を据えているけれど、お家も2つある。
街のおしゃれなマイルーム
タウンシリーズの”お家のなかでは”ビギナー向け。
タウンシリーズ全体のなかでビギナー向けセットといえばお家ではなく「街のおしゃれなブティック」というお店セットだと思う。私は持っていないのだけど、セット内容は小物たっぷりで充実している印象だ。
というわけでこの「街のおしゃれなマイルーム」は、同じくビギナー向けハウスの「はじめてのシルバニアファミリー」とほぼ同価格帯でありながらセット内容は全体的にこじんまりしていて床面積も超せまい。
初心者にはあまり優しくない。
お家らしく家具を揃えてたくさん並べる、みたいな楽しみ方ができないのだ。
しかしとてつもなく写真映えする。
メルヘンなデザイン&色味ながら細部まで気を抜かないレリーフ、扉の透かし彫り、着せ替えの可能性無限大なお姉さんのお人形。
タウンシリーズはたしかに魅力的だなと腑に落ちたハウスだった。
個人的には、写真を撮るのが好きな方orこれから撮ってみたい方にぜひオススメしたい。
レビュー記事も書いたので興味のある方はぜひ。
街のおしゃれなグランドハウス
タウンシリーズの豪邸。
先述の「街のおしゃれなマイルーム」とジョイントすると階数が増してさらに気高い感じになるというハウスだ。
シリーズ自体が新しいなかで、とくべつ奇をてらって失敗した感もなく、かといって無難すぎてつまらない感もなく、とても丁度いいバランスでどっしり構えていると思う。
私は持っていないのだけど、この写真を見るかぎり1階は床面積がしっかりあるっぽいので、これなら家具の並べかえも楽しめそう。
こまかいスペースごとに見せ場があるので(バルコニーやら、1階と2階でデザインの違う窓&扉やら、階段やらシャンデリアやら、窓のない壁やら)写真も撮りやすそうだ。
欲しい。
まとめ
ご紹介したのは、ビレッジシリーズのお家が4つと、タウンシリーズのお家が2つ。
そのほかファミリートリップシリーズにもおうちやハウスという名前のついた商品があるものの、カタログを見るかぎりあくまでも立ち位置は別荘っぽく定住しているようすはないので、この記事ではひとまず除外した。
さて。
いろんなお家をのせたけども、これからシルバニアファミリーを集めてみたいという最初の一歩に迷っている方がいたら、子どもなら「はじめてのシルバニアファミリー」、大人なら「きいちご林のお家」がオススメだ。
やっぱり歴史の長いビレッジシリーズは家具も豊富なので、とくにこだわりがなければビレッジシリーズから入るのが王道に楽しめると思う。
子どもへのプレゼントについては予算別・年齢別により詳しくまとめてみたので、誕生日プレゼントに悩んでいる保護者の方やクリスマスプレゼントを探しているサンタさん各位にはそちらも合わせて読んでいただけると嬉しい。
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