チェス盤は大きくどっしり。
ググってみたら実際のチェス盤も駒は18個ずつ、盤は64マスらしい。忠実。
入っていたもの
まずは箱を開けて、
セット内容を教えてくれる二つ折りの紙。
ひっくり返すとおまけの紙パーツはチェスの盤面。遊び方の解説的な紙だろうか。
そして主役は、
チェス盤。すごい。
大きめだけどシルバニアファミリーにも合わせられる。
シルバニアよりもうすこし背の高いねんどろいどどーる(身長14cm)にも合った。
チェス盤は現実世界でもいろんなサイズがあるみたいなので、10~15cm前後のお人形を中心にわりと幅広く楽しめると思う。
それにしてもサーカスっぽい色味といいアンティークな雰囲気といい、盤だけですでに芸術的だ。
小さなフィギュアを持っている人などはステージとして活用してもいい感じじゃないだろうか。
駒はねじきるやつ。楽な力でそこそこ綺麗にねじきれた。
駒の底面は平らにしたほうがまっすぐ立つのでハサミも使ったほうがいいかも。
素材は色を練り込んであるようなプラスチックで指先に全神経をそそぐとかすかに弾力を感じる。
すばらしい。
「こんなに立派に仕上げてもお前はチェスのやり方を知らないだろう」と思われるかもしれないが本当にその通りで、私は駒の動かし方をひとつも知らない。
それどころか駒の名前もよく知らない。
ので今ググってみたところ、白黒それぞれ前列にずらっと並んでいるシンプルなやつはポーン(兵隊)というらしい。
じゃあ後列に控えているのは何かというと、騎士、僧侶、戦車、それから女王と王様なんだとか。
ほう。
思ったより国をあげて戦う感じでびっくりした。
戦術の本はシールを貼る。
ページ部分のギザギザした質感までこまかく再現されている。
チェスにはそれぞれの持ち時間をあらわすチェスクロックという道具が使われ、昔はそれが砂時計だったらしい。
ふつうの砂時計としてほかの場面にも使いまわしやすそう。
ただ少しななめに傾いているのが気になる。
タロットカードもある。
1枚1枚こまかい……。
裏側は揃いのデザイン。占いの館をつくれそう。
22枚というなかなかのボリューム。
眺めているだけでも楽しいのだけど、
箱もある。
厚みのある素材で本物っぽい。
しまえる。
なんと22枚ぜんぶ入るのだけど、ぜんぶ入れてしまうとフタを閉めるのは厳しかった。贅沢。
全部合わせるとこんな感じ。
チェス盤は「黒猫堂」全8種の中でもひときわ目立つので存在は知っていたという方も多いんじゃないだろうか。
あそんでみた
魔女の住む家からも小物パーツを引っ張ってきて並べてみた。
楽しかった。
ねんどろいどどーるのロン・ウィーズリーさん。
1種目のトランクとこの4種目のチェス盤はとくに大きめなので、ねんどろいどどーるやその他15cm前後のお人形をお持ちの方はぜひ合わせてみてほしい。しっくりくる。
「黒猫堂」全8種を開封するとこんな感じ。