シルバニアファミリー展にて、魔法の本(図録)を買った。
その名も『シルバニアファミリー展 大図鑑』。
今まで知りたかったシルバニアのくわしい歴史を知れたので、まとめておくことに。
今回はお家編。
図録で分かるかぎり歴代ハウスを全部まとめて年代順に並べてみた。
とはいえ数が多すぎて収集がつかないので、「シリーズもの」として展開されたお家は抜いた。アーバンライフシリーズとか、赤ちゃん広場シリーズとか、タウンシリーズとかね。
カメラ内に写真が無いやつは、図録をガン見しながら根性で描いた。紛うことなき素人なので誤差や簡略化はお許しを。
Contents
1985年
ハウス
いまのシルバニアと雰囲気が全然ちがう。
「木です」って感じ。
簡素なハウスだけど、このお家の存在はめちゃくちゃに大きい。
そもそも発売当初の日本ではドールハウス自体、ぜんぜん人気が無かった。そんな環境の中、このお家率いるシルバニアファミリーが、発売後まもなく大ブームを巻き起こしたのだ。
日本のドールハウス人気は、まさにこのハウスから始まったのである。
デラックスハウス
「ハウス」発売後の大ヒットを受け、1985年のうちに発売された。
初代ハウスと同じく素朴な質感で、床部分の木はぶ厚くどっしりしている。
その年のうちに新しい物を作り出して売るっていう前のめりな姿勢が個人的にすごく好き。
しかも、窓が開くようになっていたり、新たに天窓が加えられたり、煙突がついたり。ただ大きくしただけじゃなく改良されている。
1986年
木製壁掛ハウス
質感は写真のほうが分かりやすい。板むき出しの素朴なお家。
どうやら、インテリアのように壁に飾れますよ、という趣旨らしい。
シルバニアファミリーが発売開始されてからわずか1年なのに、早くも大人からの人気を集めていたんだろう。
素朴さとシンプルさはシルバニア初期の中でも随一。お家そのもののデザインがすでにインテリアに近い。
ユニットハウスシリーズ
苦しい。写真がかなり苦しい。真ん中のやつじゃなくて奥の青い屋根です。
この「ユニットハウスシリーズ」の特徴は、バラバラにできること。
屋根ユニット、壁パネル、部屋ユニット、階段ユニット、煙突パーツ………。だから組み立て方もかなり自由度が高かったんだとか。
屋根の色は初めての青色。
2年目にして新しさを盛り込んだお家だが、全体的な雰囲気はいちばん最初に発売されたハウスの素朴さをがっつり受け継いでいる。
木製丸太小屋
本物の木でできたお家。1階建てでコンパクトだ。
家具も、同じように木っぽさをゴリゴリに押し出した「メモリータイムシリーズ」が発売された。
モグラハウス
手前の赤い屋根ではなく、その奥の緑色のやつだ。
今までのお家のデザインと比べると、かなり革新的じゃないだろうか。
モグラハウスは、今も同じような見た目のお家がある。
ファミリートリップシリーズの中の「かわいいひみつのおうちセット」。
ちなみに「かわいいひみつのおうちセット」についてくるのはモグラではなく、ハリネズミの赤ちゃん。
1987年
シルバニアひろびろハウス
シルバニアの歴史のなかで、紙製のお家は後にも先にもこれひとつ。
組み立て式で、サイズは当時最大。
リカちゃんハウスは紙製でお馴染みだけど、シルバニアにも紙製があったとは知らなかった。
この紙製のお家を経て「シルバニアはもう紙製のお家はつくらない」って決めたんだろうか。
ヒ・ミ・ツのおうち
名前がダサい。これが最大の萌えポイント。
お家のデザインはツリーハウスっぽくて、時代に左右されない普遍的なもの。
このお家に限らず、シルバニアの特徴は、その時代の流行にまったくとらわれないことだ。
「すぐに古くなる今の流行ではなく、50年前、100年前の良いものを見本にしよう。(図録より抜粋)」という姿勢は、1985年から現在までずっと貫いているように見える。
だからこそ、このお家の名前にほんのり滲んでしまっている80年代っぽさがイイ。人間味があってすごくイイ。萌える。
【アーバンライフシリーズの発売】
アーバンライフシリーズについてはこちらの記事でくわしくご紹介してます。
ちなみにアーバンライフシリーズとして発売されたお家は3種類。
1988年
白いお家
見た感じ、初代ハウスの壁が白くなっただけ。
【妖精シリーズの発売】
図録を見るかぎり妖精はピクミンに似てる。
「おうちつき」という名のつく商品が7つ発売されたものの、妖精のお家なので貝だったりお花だったり。
2010年にも、新しい妖精シリーズが数種類発売されている。
1990年
風の丘のお家
初期の素朴なデザインからぐっと舵を切って、一気に精巧さを増した感じがする。
写真には写っていないけど、ブランコがついていたりして装飾も凝ってる。
アーバンライフシリーズのデザインを村寄りに近づけた、という感じもする。
雰囲気が現在のシルバニアっぽくなってきた。
森の大きなお家
ハシゴっぽさが無い、階段。
この階段のデザインは、1987年発売のアーバンライフシリーズで登場したものだ。
図録で最初にぺらぺらっと歴史を知った時から、アーバンライフシリーズのデザインが、その後のシルバニア全体に浸透していく流れはすごくよく見えた。
写真を模写してみると、さらに細かいところまで見えた。
ドアが外壁の色とはちがう濃茶で、本物みたいなレリーフになっているところも、アーバンライフシリーズの匂いがする。
歴代のほかのハウスに見られない萌えポイントはポスト。赤い郵便受けって夢がつまってる。
1991年
シルバニア森のお家
いちばん最初に発売された「ハウス」とそっくりだけど、2階に柵や出入口がついたり、1階に吊棚がついたり。
1992年
【赤ちゃん広場シリーズの発売】
1992年から1998年まで、けっこう大規模に展開されていたシリーズだ。お家と名のつくものは5つ。
2005年にも新しく数種類発売されていて、お家と名のつく商品も1つあった。
1995年
赤い屋根の大きなお家(初代)
「赤い屋根」と「大きなお家」は、シルバニアがはじまった1985年からずっと、メインに据えられている2大要素だと思う。
その2大要素がそのまま名前になっている「赤い屋根の大きなお家」。発売されたのはシルバニアの歴史がスタートした1985年からちょうど10年後の、1995年だ。
これぞシルバニア、まさにシルバニア。王道ド真ん中の商品名である。
しかしデザインや質感の雰囲気は、これ以前のものとは大きく違う。精巧さが格段にアップしている。現在のお家にすごく近い。
アーバンライフシリーズにより近づいたのかと言えば、そうではないと思う。
なぜならアーバンライフシリーズはもうちょっと素朴で、ここまでの精巧さは無い。
シルバニア村がアーバンライフシリーズをしっかりと自分の物にして、あたらしいシルバニア村のデザインを確立したように見える。そのまま受け継ぐのではなくて、飲み込んだ感じだ。
初めて4方向から遊べるようになったお家でもある。
そしてこの「赤い屋根の大きなお家」こそが、第2次シルバニアブームの火付け役だった。
1996年
赤い屋根のお家
「赤い屋根の大きなお家」と合体させて遊べる。
赤い屋根ジョイントの先駆けと言えるんじゃないだろうか。
ただ並べた様子は、家が2軒並んでいるだけに近い。
【おとぎの国シリーズの発売】
お家と名のつくものは1つ。
1996年から2000年まで、けっこう大規模に展開されていた。
雰囲気は「赤ちゃん広場シリーズ」に近いが、商品名を見てみると「眠りの森のトマト」など、シュール。
1998年
赤い屋根の大きなお家(2代目)
色が変わって2代目。壁はより白く、ドアはより濃い茶色に。
1999年
緑の丘の大きなお家
シルバニア史上はじめての緑色の屋根のお家。
そして1987年以来となる3階建てのお家。
さらにこのお家は、わずかなカラーチェンジを経て現在も現行版のカタログに載っているツワモノである。
すごい。
というのも、現行版のカタログに載っているお家はたったの5つだ(タウンシリーズは除く)。
カタログのラインナップを見てみると、何度も何度もデザインを微調整してきたお家、そして今年の新商品という精鋭ぞろい。
現行版のカタログって、そう何年も載っていられるものじゃないのだ。
私はこのお家をぽっと出のラスボスだと思っている。
きいちご林のお家
この写真はカラーチェンジ後の「きいちご林のかわいいお家」。デザインは全く一緒だ。
カラーチェンジ前の「きいちご林のお家」は、写真のお家とは白い部分と茶色い部分が逆である。茶色い壁に白いドアだったのだ。
現在の「はじめてのシルバニアファミリー」のご先祖さまでもある。
2001年
ぶどうの森のお家
床下に小物を収納できたらしい。
そして1階右側のスペースは車庫だと思っていたのだが、図録を見るかぎり違うっぽい。
1995年発売の「赤い屋根の大きなお家」、1999年発売の「緑の丘の大きなお家」に引き続き、多方向から遊べるデザインになっているんだと思う。
2002年
緑の丘のすてきなお家
この写真はカラーチェンジ前の「緑の丘の大きなお家」。
「緑の丘のすてきなお家」は、緑色と茶色がそれぞれ少しずつ淡くなり、煙突が茶色から灰色に変わった。
きいちご林のかわいいお家
カラーチェンジ後。
個人的なことだけども、昔いとこからおさがりでもらった。台所のテーブルで初めてシルバニアに触れた時のことを忘れられない。
夢がつまっていた。
2003年
【湖畔のペンションシリーズの発売】
ペンションは見ためはお家だけど宿泊施設なので、一応除外ということで。
ペンションが1つ、そしてバーベキューセットやスキーセット、ボートセットなどが売り出された。
シルバニアの歴史全体を眺めてみると、この「湖畔のペンションシリーズ」がおそらく、2012年から始まるファミリートリップシリーズの先駆け。
2004年
あかりの灯る大きなお家
開いたり閉じたりできる。本当にあかりが灯る。
これぞ新たなシルバニアの象徴だ。
歴代ハウスの中でも、ここまで新しいデザインをばーんと打ち出してくることは少ない。
公式の力の入れようもすさまじく、こまかい部分のリニューアルを3回(2007年、2010年、2011年)している。
名前は変わっているものの、2017年発売の「赤い屋根の大きなお家」も、言ってしまえば「あかりの灯る大きなお家」の進化版。
私がクリスマスにサンタさんから貰ったのも、この「あかりの灯る大きなお家」だった。大好きなお家の1つだ。
ちなみにこのお家以降、窓は開かない仕様になる。
2005年
テラスのすてきなお家
小さい。「あかりの灯る大きなお家」と並べるとお家を大きくできる、という拡張用のお家だ。
しかし宣材写真を見るかぎり、合体というよりは並べただけという印象が強く、現在の赤い屋根ジョイントと比べるとクオリティは低い。
そして単体でもさほど見た目がカッコ良くない。
しかし。
現在の赤い屋根ジョイントの歴史をまっすぐ遡っていくとまず辿りつくのがこのお家なので、現在のシルバニアを愛する全人類が敬意を表するべきお家でもある。
生まれてきてくれてありがとう。
2006年
シルバニアファミリーはじめてのお家
正面からの写真が無かったので何とも言えないけど、図録を見た感じ「きいちご林のかわいいお家」に人形と家具をセットにして「シルバニアファミリーはじめてのお家」として売り出したんだと思う。
セットになっている人形はみるくウサギの女の子。
図録には値段が書いていないのだけど、できれば当時の販売価格を知りたい。
値段が分からないから憶測だけど、おそらくこのあたりから「安価なくせにボリュームのある初心者向け商品」で新しいシルバニアファンを量産しはじめたんだと思う。
きらめくふん水の大きなお家
屋根を開けると3階&屋上が現れるという新しい発想。
正面から見るとブランコがついている。
噴水(光る)、屋根が開く、という2つの新しい要素が入ったお家だ。ブランコは1990年発売の「風の丘のお家」以来。
2007年
はじめてのシルバニアファミリー
2007年は、ショコラウサギファミリーが登場した年でもある。セットの人形はみるくウサギの女の子から、ショコラウサギの女の子になった。
そしてお家のデザインも新しくなり、ついてくる家具も専用に作り直された。
家具の種類は、キッチンと、テーブル&食器&食べ物と、ベッド。
この後のリニューアルでそれぞれデザインは変わっていくけど、この基本的なセット内容は現在も変わらない。
2008年
お家はおしゃれな森のキッチン
柵のデザインが新しい。
写真の左側奥のほうに、ピザ・パスタセットやらドーナツセットやらサンドウィッチセットやらが並んでいるのだが、見えるだろうか。これらは別売りのセットたち。
つまりこのお家の中でどんな食べ物を作って売るのかは、カスタマイズ自由だったのだ。
大きいお家なのに小物も充実していたみたいだし、シリーズものとして展開できそうなくらい充実した別売りセットもある。
お家の洗練されたデザインといい、歴史に埋もれさせていい商品じゃない気がする。
とりあえず欲しい。
2010年
はじめてのシルバニアファミリー
2階の床を外せるようになった。ひっくり返すとお庭にもなったらしい。
家も家具もデザインが変わった。
2011年
3階建てのおしゃれなお家
「3階建てのおしゃれなお家」は、3階の床を外して裏返すと緑色で、お庭や駐車場としても使える。
造りとしては3階の窓に柵が直接くっついている形が新しいけど、全体的にすごくシンプル。歴代のほかのお家と比べると挑戦的な部分はない。
「あかりの灯る大きなお家」とつなげて遊べる仕様だけども、やっぱり見た目は「並べただけ」感がつよい。
注目すべきは駐車場の部分だ。
このお家に住んでいるのはチワワファミリーなのだが、彼らは車に乗ってシルバニアに引っ越してきた。そしてその車を村のみんなで使えるようにプレゼントしたんだとか。
そう、車。
同じく2011年に発売された「おでかけファミリーカー」はお家とは別売りだけども、どちらかというとこの年のメインはお家よりも車だ。
車が登場したことによって、遠い場所へ出かけることができるようになった。
歴史をさかのぼるとアーバンライフシリーズのなかで「おでかけ自動車(1988年)」が発売されているのだけど、これはシルバニア村から離れている街での出来事なのでノーカン。
というわけで、翌年の2012年に満を持して、ファミリートリップシリーズが発売されるのである。
2012年
カーポートのあるあこがれのお家
このお家は、前年に発売された「3階建てのおしゃれなお家」よりもさらに駐車場という要素が魅力的になっている。
お家そのものの形は「あかりの灯る大きなお家」に近いけど、玄関の位置や窓のデザイン、バルコニーの位置などなど、新しい部分がかなり多い。
住んでいるのはショコラウサギファミリー。
【ファミリートリップシリーズの発売】
車からはじまったファミリートリップシリーズ。
私の独断と偏見を含むけども、お家らしい形をしているものは全7つだ。
2019年にはキャンピングカーも発売された。
図録を見ている感じだと、公式は車に力を入れてしっかりとシルバニア村に定着させてきている。
2016年には飛行船で空を飛び始めたりもしてるので、次はどんなところに出かけるのか、これからのファミリートリップシリーズにも期待したい。
2013年
はじめてのシルバニアファミリー
さらに改良がくわえられた。
お家のデザインは2010年モデルと同じだと思う……自信がない。
2014年
そよかぜ丘のお家
2010年代の中で唯一、屋根が赤色じゃないお家だ。
外壁にはこまかい花柄のレリーフがある。
どっしりしたシルバニアらしいお家のなかに、ようちえんシリーズなどの可愛らしさを混ぜ込んだようなデザインだ。
2017年
赤い屋根の大きなお家
現在、公式がメインのお家として推している。
「シルバニアファミリー展」のチケットに印刷されていたのも、この「赤い屋根の大きなお家」だった。
住んでいるのはショコラウサギファミリー。
2012年発売の「カーポートのあるあこがれのお家」も住人はショコラウサギファミリーだったが、このお家はそれとは決定的に違う。
なにが違うかって、戻ったのだ。
一度「あかりの灯る大きなお家」をもとに一新されたデザインが、再び元祖「あかりの灯る大きなお家」寄りにぐっと戻った。
さて。
ここで、かつてシルバニアが看板として売り出していた2つのお家を振り返ってみよう。
まずは1995年の初代「赤い屋根の大きなお家」。このお家の名前をそのまま受け継いでいる。
そして2004年の「あかりの灯る大きなお家」。このお家のデザインをがっつり受け継いでいる。
名前とデザインをそれぞれ受け継いで、そこに進化したジョイントが加わったのが、2017年発売の「赤い屋根の大きなお家」だ。
このお家こそ、いまのシルバニアを背負って立つ新しい看板である。
「かなり力を入れて改良を重ねた結果たどりついた」という感じなので、しばらくはこのお家が看板になると思う。
はじめてのシルバニアファミリー
お家のデザインが新しくなり、家具のデザインも少し変わった。
なんといっても窓のよろい戸が開くのがイイ。
そして「赤い屋根の大きなお家」とジョイントできる。ジョイントした見た目は文句なしに自然で綺麗。
「はじめてのシルバニアファミリー」という名のとおりスターターセットなので、赤い屋根ジョイントの入口みたいなポジションである。値段が安すぎ。Amazonで2,500円前後で買えてしまう恐ろしい。
これはシルバニア好きが爆発的に増えてもまったく不思議じゃない。当然の結果だ。
【タウンシリーズの発売】
1987年に、街をテーマにしたアーバンライフシリーズが発売されてから30年。
新しい街がでっかく登場した。
アーバンライフシリーズを上回る勢いで、大規模に続々と展開されている。
今のところお家は2つと少なめ。メインはお家ではなく、ショップやお洋服など。
詳しくは別記事で語りたい。
2019年
赤い屋根のエレベーターのあるお家
赤い屋根ジョイントは、2017年発売の「赤い屋根の大きなお家」&「はじめてのシルバニアファミリー」の2つでばっちり完成したように見えた。
が、しかし。
2019年に発売されたお家は2つとも、ジョイント機能を持っている赤い屋根のお家。
2つのうち1つがこの「赤い屋根のエレベーターのあるお家」だ。
ジョイント仲間の一人というわりと地味なポジションながら、初めてエレベーターがついたお家である。
きいちご林のお家
そして、2019年に発売されたジョイント仲間のもう1人がこのお家。
名前は1999年発売の「きいちご林のお家」から受け継いでいるが、デザインはまったく違う。
久しぶりの1階建てだ。
ここ十数年は3階建てのお家が増えていたし、お家は大きければ大きいほど良いという雰囲気がずっとあった。
それが2019年になって、このコンパクトさ。
地味だけど、昔のお家(しかも「はじめてのシルバニアファミリー」のご先祖さま)の名前を付けているので、長期的に売っていくつもりなのかもしれない。
個人的には、これから小さいお家が増えるんじゃないかなと思っている。
ツイッターを見ると、シルバニアを楽しんでいる大人がたくさんいるからだ。彼らが楽しんでいるのはだいたいが人形メイン。お家はやっぱり場所を取るからだと思う。
小さいお家が発売されれば、お家を楽しむ人がさらに増えるはずだ。
というわけで、小さいながら、シルバニアファミリーの新たな可能性を感じるお家である。
まとめ
というわけで、図録で分かるかぎりの歴代ハウスを(シリーズものは除外して)ぜんぶまとめてみた。
大まかな歴史をまとめると、素朴な初期からはじまって、少しずつ精巧さを増し、装飾やギミックが増え、ジョイントが充実していった……というところだろうか。
私は完全にシルバニア新参者なので、もしシルバニアファンの方から見て「ここ違うよ」という箇所があれば、ぜひ教えていただけると嬉しいです。
ここのコメント欄でも、ツイッター(@satouao)でも大歓迎です。
……。
長くなった。
マジで長くなった。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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